水道の水漏れはストレスになる
水漏れが起こりやすい場所として真っ先に思い出されるのが、水道の蛇口でしょう。水道のコックやハンドルはしっかりと締めているはずなのに、蛇口からポタリ、ポタリと水滴が滴るのは、そのときだけならそんなに気にならないかもしれませんが、いつもいつもその音が聞こえてくると、軽いストレスになります。
蛇口ばかりではありません。コックやハンドル、あるいは金属の接続部からの水漏れの可能性もあります。見た目上は問題なく、特に緩みなどが確認できるわけでもないのに水漏れが起こるからフラストレーションもたまります。
特に台所やトイレ、バスルームの水道は、使わない日がないというくらい使用頻度が高いですから、それだけ水漏れをはじめとするトラブルが起こりやすい場所であるといえるでしょう。
たとえば健康上の問題であれば、比較的起こりやすい風邪の場合には内科に、怪我の場合には整形外科や接骨院などに行けばよいというリスクマネジメントが構築されています。しかし水回りの場合、起こりやすいと認識しているトラブルであっても、一度起こってしまうとそのあとどう対処すべきなのか、意外と知らない人が多いです。
蛇口以外の水漏れはより大きいダメージを招く
水道だからよいというわけではありませんが、水道以外の水漏れともなると、そのダメージの大きさはさらに大きくなることも考えられます。たとえば、トイレの場合。手洗いの水道以外の場所から水漏れが起こっていたりすると、いったいどうしたことかと慌ててしまうこともあるでしょう。
お風呂の水漏れでは、水道の蛇口だけでなく、シャワーから水がポタポタと流れ落ちるようなトラブルも目立ちます。台所の水漏れについては、修理が大がかりになってしまうと、食事の準備や洗い物ができなくなってしまう可能性もあるから厄介です。
洗濯場の水漏れは、漏れるというレベルを通り越して、あふれだすという表現のほうがしっくりくるくらいの大量の水が漏れだす可能性があります。いつも通り何気なく洗濯場に足を踏み入れた瞬間、靴下が濡れたことを悟ると、精神的にもかなりブルーになります。
せっかく履いたばかりの靴下を取り換えなければならないこともそうですが、いったい何が起こっているのかと不吉な想像を巡らせなければならないのは、精神衛生上よいことなどひとつもありません。
水道の蛇口ならまだしも、大がかりな水漏れ修理ともなると、自力での修理はほぼ不可能・・・そんなときどうしたらよいか、をテーマにお話ししていきます。